トゥールビヨンとは

●そもそもトゥールビヨンって何?

機械式時計の中でも、
もっとも複雑と言われる技術の一つで、
パーペチュアル・カレンダー、
ミニッツ・リピーターとともに
世界三大複雑機構とも言われたりします。

ミニッツリピーターと、
パーペチュアルカレンダーは、
時計のオプション機能という
感じがするのに対して、
トゥールビヨンは、
時計としての基本機能そのものの追求です。

つまり、時刻を正確に測る
ということに挑戦してるのですね。

時計の基本構造の改良ということになるのですが、
その発想のユニークさには脱帽してしまいますよ。

で、具体的にどうなの?ってことですが。。。

機械式時計では、
一般的に日に数秒から数十秒ずれますが、
その要因の一つに「姿勢差」があります。

ムーブメントには重力がかかっているわけで、
時計の向きを一定にしておくと、
その影響を受けて部品に微小なたわみが生じ、
注油された油も偏ってしまいますよね。
(わずかですが)

そのたわみ等による誤差を姿勢差というのですが、
それを無くすために複雑な動きをさせて、
バランスを保とうとする仕掛けが
トゥールビヨンです。

地球の重力により生まれる誤差を、
時計自身で補正するという特殊機構ですね。

たくさんの微細なパーツを綿密に設計し、
熟達した手作業によって初めて完成されるという、
超複雑機構!

この機構を開発したのは、天才時計師ブレゲです。

トゥールビヨンは、
もともとは懐中時計の機構でした。
懐中時計では、
時計の向きがほとんど一定だということは
イメージできるかと思います。

それを腕時計に組みこむというのは、
精度的にどうなの?という声もありますが、
精度コンクールでは
トゥールビヨンが上位を占めるので、
その高精度が証明されている
といって良いでしょう。

時計の精度への飽くなき探求によって生まれた
トゥールビヨン。いいですねぇ。

ちなみに、トゥールビヨンは、
フランス語で「渦(うず)」
という意味だそうです。

綿密に設計された多数のパーツの独特の動きは、
繊細でありながらも、ダイナミックでもあり、
まるで鳴門の渦潮のようですね。

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