機械式時計の注意点(磁気)
あなたの周りの人たちは、
おそらくクォーツ式の時計をしている人がほとんど。
でも、あなたはこれから機械式の時計をするのだ。
それだけで、あなたは周りよりも
一歩抜きんでた存在かもしれない。
せっかくの機械式時計。
その取扱いについても少しだけ詳しくなろう。
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電池式(クォーツ)の場合は、
電池が切れたらすぐに電池交換をする(※)
という注意点がありますが、
機械式の場合は、
もう少しだけ注意することがあります。
※電池切れのまま放っておくと、
電池内の液体が漏れ出してしまいます。
■磁気から遠ざける
パソコンやスマホなどの
電子機器や電気製品、
あるいはバッグなどのマグネットなどから
時計を遠ざけておかないと、
時間が狂ってしまうことがあります。
もし時計が磁気を帯びてしまったら、
脱磁といって、
時計から磁気を抜き取る作業が必要になります。
磁気抜きともいいますね。
磁気抜きを本格的にするには、
時計本体を分解して、
部品を一つ一つチェックして
磁気を抜くため、素人にはちょっと無理です。
小さな部品でも磁化している可能性があるため、
磁気を抜き取るには、
とても細かな作業が必要なのです。
簡単に磁気抜きするなら、
「磁気抜き器」というものが販売されていますから、
そういったものを利用するのも一つですね。
最近では、時計を磁気から守るべく、
磁気が伝わりにくい素材や合金を使用するなど、
メーカーも工夫を凝らしているようで、
そういう商品もあります。
しかし、ほとんどのものは磁気に弱いと思って、
間違いないでしょう。
なので、磁気を帯びないように
普段から気をつけていたほうがいいですね。
磁気が時計内部のムーブメントに侵入するのを防ぐ
耐磁性のある時計も紹介しておきます。
私の好きなブランドの一つですが、
「BALL WATCH」です。
このブランドは、耐磁性だけでなく、
視認性(夜光システム)、耐震システム、
耐衝撃性、耐水性、etc など
たくさんの機能性を兼ね備えているのです。
これらを機械式で実現しているものは、
なかなかありません。
実は私も持っています。
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